まず、”コロンビア・エスメラルダ”ですが、
コロンビアの細部、バリエ県ツルジロ村セロ・アスール山の山頂にある、ラ・ルイサ農園は、標高1550mにあり、農園面積40ha、年間降水量は約2000mmである。
現在、コロンビアでは病気に強いバリエタ種を推奨しているが、ラ・ルイサ農園では在来種であるブルボン種を60%、ティピカ種を40%生産している。
収穫方法も伝統的な発酵工程を施して、天日乾燥をさせている。両種ともにアラビカ種の中では原種に近く、病気に弱く、小粒であるが、農園内はシェードツリー(日陰樹)もあり、徹底した肥培管理を講じて、樹のコンデションは良好で、昔ながらのコロンビアの味がそのまま残っている。
この地域で収穫された豆が他の産地のものに比べやや小粒に見えるのは、栽培地が1200m以上の高地にあるため実が締まっているせいです。(エスメラルダと同じですね)
高品質珈琲の絶対条件は高地でじっくり成熟していることです。
カップの特徴はボディがあり、柔らかい酸味と甘味をもっていることにあります。
エキセルソは深煎りにすることで、甘味をキャラメル味に変え、酸味を抑えて、調和のとれたコロンビアらしいコロンビアに仕上がりました。
一度といわず二度・三度と飲みたくなる珈琲になりました。
一度、ご賞味ください。
1g1円コーヒーにもブレンドされているコーヒー豆です。
次に”エチオピア”ですが、
皆さんもご存知のとおり、エチオピアモカです。
エチオピアで生産されている品種はアラビカ種のみで、ハラーを筆頭に、ジンマ、シダモ、ギンピ(レケンプティ)などの銘柄で取引されています。当店はモカ・シダモG2ウォシュドを使用してます。
まだまだ、非水洗式が多数を占めるエチオピアにおいて、シダモ、ジンマ地域では水洗式が奨励されています。ウォシュドエチオピアとして欧米を中心に飲まれています。
また、”グアテマラ・ブルボン・リモナール”ですが、
■グアテマラ共和国 The Republic og Guatemala
中米北西部の農園国。西は『メキシコ、東はホンジュラスとエルサルバドルび国境を接し、国土の70%が産地、高原である。
メキシコ国境から中央にシェラマドレ山脈が走り、3000m級の火山が多く、全土を通じて火山質の肥沃な土壌、高原は温帯気候で降雨量も多く、雨季と乾季があり、変化に富んだ自然の恵みを受けて世界有数の高品質を誇っている。
グアテマラでコーヒー栽培が始まったのは1850年頃と歴史は古くグアテマラ全域でコーヒーが産出されているが、主に600〜1500mの高地で栽培され、等級は産地の高度によって7等級青みを帯びた大粒の形の良い豆で、柔らかい酸味、コク、香りに優れ、世界最高のコーヒーの一つといわれている。
開花期は1月から3月、収穫期は10月から5月。
■グアテマラコーヒーの特徴
アラビカ種の突然変異種であるブルボン種が多いことである。
生産品種は(1)アラビカ・ブルボン種70%(2)ブルボン種18%(3)アラビカ種10%(4)マラゴジッペ2%
■グアテマラ・ブルボン・リモナールとは・・・
ウエウエテナンゴに約75haの農園を持つ”リモナール農園”にて収穫。
当農園の歴史は古く55年間、最高級のグアテマラコーヒーを提供してきた。
自然に限りなく近いコーヒーを作るために伝統農法を重んじている。
水洗においては湧き水を用い、乾燥はもっぱら天日乾燥にこだわる。
グアテマラ・ブルボン・リモナール
規格・・・Strictry Hard Bean
品種・・・ブルボン100%
産地高度・・・1500m〜1800m
産地土壌・・・火山灰土
収穫・・・完熟手積み
収穫時期・・・12月〜3月
味覚評価・・・軽い酸味とコクのバランスが絶妙で、口当りの柔らかい上品なカップ
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